コラム
セキュリティ事故の初動は、技術力より「誰に連絡するか」で変わる
異常に気づいた人が専門家でなくても、適切な相手へ早く連絡できれば被害拡大を抑えられます。初動の設計は高度なツール導入より先にできます。
最初の10分に完璧な原因究明はできない
メールが乗っ取られた、PCが暗号化された、不正送金に気づいた、といった場面で、一般社員が原因を特定する必要はありません。むしろ自己判断で触り続けるより、担当者へ伝えることが重要です。
銀行・クラウド・保守会社は止められることが違う
不正送金なら金融機関、ドメイン侵害ならレジストラ、サーバー侵害ならホスティング会社など、事故種類で止血できる相手が異なります。連絡先一覧があれば専門知識がなくても動けます。
「怒られそうだから黙る」を作らない
誤クリックや誤送信を隠すほど対応が遅れます。事故報告を犯人探しではなく被害を小さくするための行動として扱う文化も、重要なセキュリティ対策です。